ダイソーの実験キットってどんなふうにやればいいの?
ダイソーの実験キット(化学のヒカリ水)を使って、実際に実験して遊んでみた体験レポートを書きました。
どんな実験ができるのかや手順を事前に知れると、実験のハードルが下がりますよね。
実際に実験してみた体験談と気をつけたほうがいいことも併せてご説明しています。
夏休みのプチ実験で盛り上がってくださいね。
読んでみる>>ダイソーの実験キットはどこに売ってる?ハンズのおすすめキットでおうち自由研究!
ダイソー実験キットの中身【化学のヒカリ水】
ダイソー実験キット(化学のひかり水)の中身と、どんなことができるのかについてまとめました。
早速中身を開けていきましょう!
ダイソー実験キットの中身
それでは、ダイソー実験キットを開封していきます。
ダイソー実験キットを開封すると、台紙と銀色の袋が出てきました。
さらに、銀色の袋を開封すると、液体の入った袋が2つ(A;蛍光液、B:酸化液)が入っています。
ダイソー実験キットの概要
ダイソー実験キットでは、化学発光の様子を観察でき、2種類の液体を混ぜた時にどんなことが起こるのかを学べます。
台紙の内側には、「準備するもの」「遊び方(実験手順)」「実験でわかること」などが簡単に書かれているので、その通りに進めるだけで親子で簡単に楽しめる作りになっています。
どんなことがかかれているのかまとめました。
キットに含まれるもの
キットの中身には、反応に使う2種類の液体と、裏に説明が書かれた台紙が入っています。
・ A:蛍光液 x1袋
・ B:酸化液 x1袋
・台紙(裏が説明書)
台紙裏の説明書には、「実験手順」「豆知識」などが載っています。
実験でわかること
2種類の液体(蛍光液と酸化液)を混ぜ合わせて、化学発光の様子を観察し、その仕組み(酸化反応)を学ぶキットです。
化学発光に関わっている「酸化反応」を蛍光ピンクのかわいい色で楽しみます。
そこで、疑問が生まれます。
どうして液体が光るの?
ヒカリ水のA蛍光液には「エネルギーのもと」「光りのもと」が入っていて、B酸化液には「エネルギーのもとからエネルギーを取り出す物質」が入っているんだって。
酸化液が「エネルギーのもと」だけを取り出して、そのときに「光のもと」にエネルギーが伝わることで光るって書いてあるよ。
台紙の説明書に書いてあるので、一緒に読んでみてください。
化学発光は、蛍のように発光する生き物や夏祭りの屋台でよくみる光る腕輪に使われている反応です。
化学発光そのものの仕組みは難しいですが、身近な生き物やおもちゃと関連づけて教えてあげると「あ~あれね!」と、実体験と紐づけて考えられますよ。
完璧に理解するよりも、実体験と紐づけて楽しく遊のがポイントです。
やってみよう・しらべてみよう
ダイソー実験キットの台紙には、「やってみよう・しらべてみよう」という、知的好奇心を促すアイディアも書いてあります。
1.光りはじめて時間が経つと光の強さはどうなるのか?
2.蛍光液と酸化液を冷やしてから実験すると光の強さはどうなるのか?
3.別売りの違う色のヒカリ水を混ぜてみよう!
光って盛り上がったあとの、もうひと声楽しめる工夫が書かれています。
余裕があれば、子供の興味によって追加実験をすると面白いですよ。
前準備と注意点
実際に実験してみての注意点をまとめました。
事前に確認しておくとスムーズな実験が行えますのでチェックしてください。
自宅にあるものを準備
・ガラス製容器またはプラコップ(ポリエチレン製・ポリプロピレン製)※
…液体を混ぜる容器
・アルミホイル…汚れ防止の下敷き
・ゴム手袋またはポリエチレン手袋…手につかないように
・ティッシュペーパー…拭き取るため
・ポリ袋…ゴミを入れるため
始める前の注意点
実際に実験してみて、「こうした方がよかった」というところをまとめました。
・汚れてもいい服を着る
・役割分担を決めておく
・容器の形状
・どんな実験で何がわかるのか説明しておく
各注意点について詳しく説明します。
汚れてもいい服を着る
ダイソー実験セットの2種類の液体を混ぜた後に布に着いた部分は、洗濯しても取れなかったので着古した服を着せてください。
光っている様子を写真に撮っていると、7歳がじたばた動いたひょうしに容器が揺れて、中身が溢れてしまいました。
その時容器の下に敷いていた布に染みてしまい、洗濯しても落ちなかったのです。
ただ、新しい気づきがありました!
布に染みてすぐはピンクに光っていましたが、1時間後はもう光っていなかったのです。
容器の中の液体は光り続けているのに、布にこぼしたところはなぜ消えたの?
この疑問をもとに、更なる実験を思いつきました。
追加で行った実験なので別の記事にまとめています、気になる方はチェックしてみてください。
リンク製作中。
役割分担を決めておく
あらかじめ、誰が何をする担当かの役割分担を決めておくと、実験がスムーズに進められすぐに終わります。
見切り発車で実験を始めると、「えーっと、じゃあこうして?」など実験に手間取ってしまいました(体験談)。
実験結果に影響があるわけではないのですが、スムーズにことが運ぶとプチストレスなく済みますよ。
子供が咄嗟に動くことでイレギュラーなことがあっても、穏やかな心でいられます笑
どんな実験で何がわかるのか説明しておく
ダイソー実験キットの台紙に、実験の手順と実験でわかることが簡単にまとめてあるので、実験を始める前に子供と一緒に音読して共有すると興味関心が生まれますよ。
完璧に理解できなくても大丈夫です。
台紙に載っている簡単な説明を読んで、どんなことがわかるのかについて事前に触れておくと、子供が自ら「理解しよう」という気持ちが働きます。
化学発光を突き詰めると小学生で理解できるほど簡単な現象ではないので、楽しむことが大切です。
ざっくりと「どんなことがわかって、これからどんなことをするよ」ということを、小学生の言葉で教えてあげてくださいね。
【実験してみた!】ダイソー実験キット(化学のヒカリ水)体験レポ
実験した人
今回、ダイソー実験キットでの実験が初めてということもある、母主体のもと子供7歳4歳を助手という設定で行いました。
・母:先生役
・7歳(不器用):実験を行う役
・4歳(かなり器用):電気を消す役
先生役として指示出しを私、実際に実験手順に沿って実験する人が7歳、そのほか何か頼み事を4歳に役割分担しました。
実験スタート!
ダイソー実験キットの台紙に書かれた実験手順はとても簡単で、5分も経たずに反応の変化を観察できます。
0.準備するものを集める
先生役(私)が助手2人(7歳4歳)を引き連れて、家の中にあるものを集めて回りました。
1.アルミホイルを敷き、その上に容器を置く
汚れ防止のためのアルミホイルを敷き、その上に準備した容器を置きます。
2.容器にA蛍光液を入れる
ガラス容器にA蛍光液を入れます。
A蛍光液だけでも既に光って見えるように明るいです。
容器に入れる際に、周りのアルミホイルに飛び散りました。
最後まで蛍光液を絞り出す時にゴム手袋に付着したので、必ずゴ
3.2の容器にB酸化液を入れる
2の容器に、B酸化液を入れます。
こぼさないようにいれましょう。
4.A蛍光液とB酸化液が混ざり光り始める
B酸化液を入れた瞬間から光り始めます。
容器を揺らしたり、割り箸でかき混ぜたりすると、2種類の駅がしっかり混ざり反応が広がります。
5.追加実験をおこなう
台紙裏の「やってみよう・しらべてみよう」の、「1.光りはじめて時間が経つと光の強さはどうなるのか?」「3.別売りの違う色のヒカリ水を混ぜてみよう!」が追加で行えます。
余裕があれば、ついでに取り組んでみてくださいね。
更なる変化について話したり、ウキウキしたりしてみましょう。
7歳は「やってみるー!」とノリノリでした笑
ノートに実験記録を取ろう【チャレンジ】
実験したこと・結果・感想などをノートにまとめて、さらにグレードアップさせることができます。
コメント